リモートワークが増えると

2020年12月25日

リモートワークをご存じですか?このコロナ禍のなか、通勤せずに自宅などで仕事をするワークスタイルです。会社の人や取引先との打ち合わせは、パソコンやスマートフォンを使ったZOOMというテレビ会議ツールなどを利用して行います。私の友人にもこの半年以上ずっとリモートワークをしていて、しばらく電車に乗っていないという人が多くいます。みなさんや私には今のところ無縁の働き方です。私の息子も家でリモートワークをしています。どうやら一生懸命働いているようです。えらいなぁと思います。私がリモートワークをしたら・・・と想像すると。子供の頃、宿題をやるために机の前に座ると、何やら落ち着かなく、急に部屋を掃除し始めたり、なかなか手につかなかったことを思い出します。「三つ子の魂百までも」というように、今も自宅での仕事は私には向いていない気がします。とはいえ世の中では大勢の人が自宅でリモートワークをしています。私たちが清掃するマンションにお住いのお客様も同じです。そのせいか、お客さまアンケートの清掃に対するコメントも最近増えてきました。顕著なのは定期清掃に対するコメントです。以前は「日中は家にいないので定期清掃を見たことがありません」というコメントが多くを占めていたのですが、最近は良いコメントも悪いコメントもたくさん頂けるようになりました。大勢のお住いのお客様が私たちを見てくださっています。
今、劇場や映画館は制限により観客数が少ないのですが、マンション清掃という劇場は満席に近い状態です。窓からみなさんを見るたくさんのお客様がいます。みなさんは見られていることを意識し、これまで以上に清掃を演じてください。そしてお客様からの「いつも奇麗にしてくれてありがとう。」の沢山の言葉を期待します。

まずは「明るく笑顔であいさつ」が大切です。

いよいよ年の瀬も押し迫りました。今年も一年ありがとうございました。
来年もみなさんとご家族が健康で過ごされる一年でありますことをお祈り申し上げます。

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継続できることは力なり

2020年9月11日

先日の高校時代からの友人との会話。「おまえさあ、仕事引退したらその後は何するの?」「さぁ、何も考えてないなぁ。」なんという頼りない会話でしょう。でも本当に何をするつもりなんだっけ?そういえば40歳の時、仏師円空の仏像に魅せられ、何事も40年も続ければ一つの事を会得でき、もしかしたら80歳で人間国宝になれるかもしれないと思い仏像を彫り始めました。けれど間もなく彫刻刀が研げなくて断念し、以来何も継続しているものがありません。さて何をしようか?私は小さい頃から飽きっぽかったような気がします。数年は続くのですがその先に進むことができません。努力が足りなくて壁を越えられないのだと思います。そんなことを考えていた頃、池江璃花子さんのニュースを見ました。
池江璃花子さんは水泳で5つの日本記録を持つ選手。昨年2月に白血病と診断され、以来闘病生活を続け、12月に退院し今年5月から水泳の練習を開始していました。私もテレビで彼女の闘病中の姿を見ましたが、体も痩せて辛そうな姿でした。
今回8月29日に、彼女は復帰初戦として東京都特別水泳大会の女子50メートル自由形に出場しました。記録は日本学生選手権(インカレ)出場に必要な基準タイム26秒86を上回る26秒32でした。
これは凄いことです。感動しました。彼女は大好きな水泳を続けるために病気にも前向きに向き合い、必死に練習を行い、不死鳥のように甦ったのです。そして2024年のパリオリンピックを目指します。好きな事でも、続けるためには大変な努力が必要なのだと改めて思いました。「継続は力なり」というか「継続できることは力なり」です。私も池江璃花子さんのように、毎日清掃を続けているみなさんのように、改めて努力し続けなければと思いました。そしてもう一度彫刻刀を研ぐ練習を始めようかとも思います。中途半端は良くないですから。今度は100歳人間国宝を目指して。

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夏の風物詩

2020年8月31日

やっと夏らしい夏になりました。夏には様々な風物詩があり夏を感じさせてくれます。みなさんは何に夏らしさを感じますか?人それぞれとは思いますが、夏の風物詩を並べてみます。入道雲、逃げ水、夕立、打ち水、うちわ、扇風機、風鈴、すだれ、夕涼み、プール、海の家、スイカ、朝顔、ひまわり、せみ、カブトムシ、ほたる、蚊取り線香、金魚、麦わら帽子、浴衣、ラジオ体操、お盆、かき氷、そうめん、麦茶、などなど。
でも今年は夏の影が薄いようです。梅雨が長かったし、満喫しようにも自由に外出できないし。祭りや花火大会もありません。私が楽しみにしていた甲子園での高校野球も今年は中止となり心が痛みます。とはいえせっかくの夏です。外出への不安もありますが、ただ不安に思っていても仕方ありません。「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」と言ったのは黒澤明監督。私もしっかり準備をして出かけました。行先は豊島区に最近オープンした「トキワ荘」です。ここは昭和30年代に手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎などの漫画家が暮らし、執筆活動を行っていたアパートです。昭和57年に解体されましたが、今年漫画ミュージアムとして復活しました。私も子供の頃、鉄腕アトムやオバケのQ太郎をテレビで見ていましたので彼らの漫画には懐かしさを憶えます。建物は当時のまま、昭和が復元されていました。ここで暮らした漫画家達は何十年も漫画を描き続けています。漫画を描くのは大変な労力です。すごい熱量です。本当に漫画が好きでないと続かないでしょうし、きっと天職なのだと思います。そういえば、ウィズにも何十年も清掃を続けている人達がいます。毎日毎日清掃をしています。彼らの通ったあとはいつもピカピカです。きっと天職に巡り合えたのだと思います。続けたから天職なのか?天職だから続くのか?答えは分かりませんが、みなさんの続けることの出来る力は素晴らしいと思います。
今、この原稿を私は自宅で書いています。外は夕暮れがせまり「カナカナカナ」とヒグラシの声が聞こえます。これは私の大好きな夏の風物詩です。ゆったりとした気持ちになります。そしてこれにビールが加わると完璧な取り合わせとなります。
みなさん、暑い日が続きますが身体をご自愛ください。

 

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