鳴門市に行きました

2016年8月16日

先日夏休みを頂いて息子の陸上大会の応援を理由に徳島県鳴門市を観光してきました。うず潮を観、四国八十八ケ所霊場の第一番札所である霊山寺にお参りし、徳島ラーメンを食べました。うず潮は船に乗って観たのですが、これは感動です。自然の力はすごい。テレビで見るのより断然迫力がありました。下で泳ぐ魚は溺れないのだろうか、など変な心配をするくらい力強いうず潮でした。霊山寺は、あれ?なんか不思議な空間です。観光地化を目論んでいるのか小便小僧や遊園地にあるようなパンダが置いてあります。もう少し厳かなお寺かと思っていましたが意外でした。札所巡りをしているお年寄りは元気です。歩いている人も多いのですが、巡礼服を着て車で乗り着けぐいぐいお参りをしていく人達がいます。枯れているところが微塵もなくパワーを感じました。外国の方の巡礼者も多くてみなさん楽しそうです。私もご朱印を頂いて満足の旅でした。
さて、下の「管理サービスの満足度」の表をご覧ください。これは5月にリクルートからマンション分譲会社およびその管理会社の顧客満足度を問う、「カスタマーロイヤルティ調査2015」の発表内容です。大和ライフネクストは大手財閥系の管理会社に堂々と肩を並べて第4位となっています。その調査内容には「清掃の状況」も当然にあり、その一翼をみなさんが負っていることになります。大和ライフネクストは来年第2位を目指します。私たちも一緒にお客様満足を高めていきたいと思います。では、お客様は清掃のどこをみているのでしょうか?以前みなさんに紹介したアンケート結果では1挨拶、2ゴミ置き場、3蜘蛛の巣がお客様が気にしているポイントでした。
最近のアンケート分析によるお客様が明らかに不満を持つポイントは、
日常清掃
1 清掃の仕上がりが悪い
2 作業内容が雑
3 無愛想
定期清掃
1 清掃の仕上がりが悪い
2 床面に水が残っている
3 清掃頻度が不適切
となっています。
定期清掃は技術。日常清掃においては、やはり「挨拶」が重要なポイントのようです。
「明るく笑顔で挨拶」
会社凡事です。みなさん暑さに負けずこの夏を乗り切ってください。

霊山寺

 

上へもどる

大人はどうして働くの?

2016年7月16日

先日こんなタイトルの子供向けの本を読みました。
そして自分は子供の頃、ボーイング747のパイロットになりたかったのを思い出しました。
当時は飛行機に憧れて羽田空港へ写真を撮りに行ったり、部屋の天井にボーイング747の操縦席のポスターを貼って眺めたりしていました。でもその頃は「なりたい」のであって「働く」とは別だったような気がします。
自分は何のために働いているんだっけ?子供達から「なんで働いているの?」と聞かれた記憶もありません。生活のため?確かにそうですが、もうちょっとカッコよく答えるとしたらなんでしょう。
この本では様々な分野で働く7人の識者が子供達からの問いに答えています。
*人はたくさんの人の助けがあって成長する。自分を応援してくれた人に働いて恩返しをする(天野篤)
*自分が楽しいからとか好きだからではなく自分以外の誰かのためになるから(有川浩)
*みんなが働かないと社会が成り立たないから。そして自分がやったことを誰かが喜んでくれて、それが嬉しいから(池上彰)
*人間は生まれた時から一人では生きられない。他の人間と助け合って生き延びる動物。
助け合って生き延びるために、自分も誰かの役に立ちたい。これが働く理由。(坂本ふじヱ)
*自分や家族が生きるため。そして自分が楽しむため。(浜矩子)
*仲間と力を合わせて、必死になってなにかを成し遂げようとする気持ち。その時に生まれる大きな大きなエネルギーで、人は生き生きと輝く。人が働く理由はきっとそこにあると思う。(樋口泰行)
*「人のためになっている」という実感をもてることは社会の中で自分の居場所があるということで、それはさみしくないということ。人はさみしく生きるのが嫌だから働く(三浦しをん)
人それぞれ様々な理由があります。自分に振り返るとどうでしょう。まずは間違いなく「家族のため生活のため」です。次に「自分のやった仕事で人が喜んで欲しい。もし出来れば少し褒めてほしい」というのが私の働く理由のように思います。
それを考えると、清掃の仕事はとても自分に合っていると思います。
清掃して綺麗になるとお客様に喜んでもらえます。そして「ありがとう」という言葉を聞くこともできます。清掃は自分のやったことが直接自分に返ってくるとても分かりやすい仕事だと思います。みなさんは何のために働いていますか?「喜んでもらって、ちょっと褒めてもらう」のもお勧めです。
さて、今月も「エンパシー(Empathy)」のエピソードを紹介します。

エピソード(その3)
―お子さまの成長を見守れる仕事―
お子さまの成長に頬を緩めながら、今日もマンションをきれいにする。
「管理員さん、このさなぎを観察しているから、取らないでほしいんだ。」
マンションの共用部分の面格子にくっついたさなぎを指さす、お住まいの小学生のお子様にお願いされたYフトントマネージャー。
羽化するまで時間はかからないだろうと考え、「お子さまがこのさなぎを観察中です。暖かく見守ってあげてください。」とそこに貼り紙をしました。しばらくして、さなぎは無事に羽化。そのお子さまは最後まで、観察をつづけられました。
Yフロントマネージャーは言います。本当に子どもが大好き。エントランスのガラスやエレベーターの鏡に付いたお子さまの「手形」を拭くとき、「少しずつ大きくなっていくな」とその成長に頬を緩めながら、今日もマンションをきれいにしています。

上へもどる

香りの気になる季節です

2016年6月17日

子供の頃、夕方遊びから帰り玄関の扉を開けると夕食の良い香りが漂い「今日はライスカレーだ!」なんていう思い出のある方も多いと思います。
最近は自宅近くの武蔵野公園を走っていると緑が目に眩しく、そして強烈な草木の香りに包まれます。
昔から日本では香りを楽しむ文化がありました。現代では香道として伝わっていますが、平安時代では燻物(たきもの)と呼ばれる練香を作りそれを焚いて香を楽しむ風習がありました。良い香りを髪や着物に焚きこむのが貴族の身だしなみでもありました。
紫式部の「源氏物語」では、光源氏が夜女性のところへ忍んで行ったところ、香に気づかれて逃げられたという場面もあります。当時はその人特有の香りを身に着けていたようです。良い香りは生活を豊かにします。逆に悪臭を放っていては見た目美しくても台無しになります。
清掃も同じです。清掃を魅せるためには「見た目綺麗」はもちろんのこと嫌な臭いがしないことも大切です。梅雨の季節ではモップや雑巾が良く乾かず生臭くなります。それに気づかず使用するとエントランスやエレベーターが臭います。夏になると汗をかきます。シャツが汗臭いかどうかは自分ではなかなか気づきにくいものです。
臭いは3秒で慣れて分からなくなるそうです。「見た目綺麗」だけでなく「臭わない」ことにも気を配って清掃を魅せてください。今の季節のポイントです。
さて、先月に続き「エンパシー(Empathy)」のエピソードを紹介します。

エピソード(その2)
「大和さんは凄いね。他のマンションではそこまでしてくれませんよ」
お客様からではなく、ゴミ収集作業員の方から聞いた話です。
Aさんはゴミの回収立ち合い後、収集車が見えなくなるまでお辞儀をしているそうです。
お住まいの方のみならず、ゴミ収集作業者の方に対しての誠実な対応、敬意も常に忘れていません。当たり前のことかもしれませんが徹底しています。
そのご褒美ではないですが、収集作業員の方も時にはサービスをしてくれて、多少サイズの大きな資源ゴミでも持って行ってくれるそうです。
いつも相手を思いやるAさんの行動が、マンションに関わる様々な方との絆を強め、「大和」の評判を上げてくれています。

武蔵野公園

 

上へもどる

こんな会社です

月別アーカイブ