食わず嫌い

2019年6月7日

通勤途上の道端にも紫陽花がきれいに咲く季節になり、リクルートスーツに身を固めた新入社員達の姿をいつの間にか見かけなくなりました。きっと研修を終えそれぞれの勤務地に配属されていったのだと思います。ウィズでは新卒者はいませんがこの春新人の若者を4名迎えることができました。3月にカンボジアから来た実習生を加えると8名の新人が増えたことになります。4名の若者は社会経験があり、世の中や会社を見る目を持っています。その上でウィズを選んでくれました。とても嬉しいことです。一人前になるまでには何年もかかりますが、清掃の仕事を、ウィズという会社を好きになってもらいたいと思います。新人達を迎えた先輩達も刺激を受け、人に教えることで成長をしていきます。ウィズにとって刺激的な春を迎えることができました。

清掃の技術・方法は使う道具や清掃箇所の素材の違いなどによって多岐にわたります。日常清掃も定期清掃もあります。全ての事に精通するのは難しいかもしれませんが、この春に入社した新人達には食わず嫌いにならずになんでもチャレンジして欲しいと思います。その上で苦手があっても構いません。得意な分野で他の人よりも秀でる努力をしてもらいたいと思います。自分の得意分野を伸ばす事によってこの仕事が好きになり長く勤めてくれる事を期待します。

私は食べ物で唯一芽キャベツが苦手でした。小さい頃食卓に芽キャベツが上っても食べませんでした。今ではその存在すらも忘れていました。ところが先日、外食先でテーブルに芽キャベツが上りました。勇気を出して食べてみると、食感といい味といい、その美味しさが理解できました。ついに50年の歳月を超えて芽キャベツを克服することが出来たのでした。要はただの食わず嫌いだったのです。芽キャベツを食べながら新人達のことを思いました。何でもチャレンジすることを伝えようと。

 

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連休の過ごしかた

2019年5月10日

今年のゴールデンウィークは初めての10連休ということで世間も騒いでいました。が、私の周りでは10連休の人はあまりおらず、仕事が終わらないので出社しますという人が多かったように思えます。私が社会人になった頃、週の休みは日曜日だけでした。途中から土曜日が半ドンになりました。当時は盆暮れ祝日をいれても3連休は年2~3回。なので連休に慣れていませんでした。今回私はというと、ほとんど予定もありませんでしたが、なんと突然、二男から結婚を決めたのでお相手を家につれて来るとの連絡がありました。それは大変。人が来るならせめてリビングくらいは片付けないと。リビングの床には整理のつかない本や雑誌が足の踏み場もないくらいに積まれています。やっと連休の予定が決まりました。まずは昔から手付かずだった本棚の整理です。一冊一冊を見ていくと、小説や専門書もありますが、テニス、卓球、水泳、スキー、合気道、マラソン、登山、釣り、キャンプなどの教本がたくさん出てきました。へえ、昔はこんなことやろうとしてたんだ。でもこれらの本は記憶にありますしチャレンジもしてきました。驚いたのは英語の教本。TOEICや英会話の本が山のように出てきました。しかもどれも購入した記憶がありません。ページを切った形跡もないのです。その時思いました、「千里の道も一歩だけ」。三日坊主にもなれなかったんだと。もしこれらの教本でこつこつ勉強していれば今頃は英語ぺらぺらだったかもしれないのに。ああ残念。これからは少しずつでも継続して何かを身に着けよう。継続は力なり。と、本を前に自分の人生を振り返って反省をした次第です。3日をかけてなんとか整理もつき、へとへとになりましたが無事二男の婚約者とも会う事ができました。これからは休日の過ごし方をもう少し工夫したいと思います。整理整頓も日頃から心がけなければ。私は清掃会社に勤めているのですから。

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26期が始まりました

2019年4月4日

4月1日、新元号が発表されました。新元号記念饅頭が発売されたり、新橋では号外を取り合うサラリーマンがいたり、発表後2分40秒で刻印入り錫製ゴブレットがネット販売されたりと、巷はにぎやかでした。万葉集から引いた「令和」。「人々が美しく心を寄せあうなかで文化が生まれ育つ」という意味が込められているとのこと。素敵な元号だと思います。大和ライフウィズの「ウィズ」に込めた思いとも通じるものがあります。ウィズとは「with、共に、一緒に」の意味であり、多くのみなさんと共に創り成長していく会社でありたいとの思いを込めて付けました。みなさん「ひとりひとり」が清掃を通じてお客様に快適なサービスを提供し、そのひとつひとつのサービスが大和ライフウィズの品質となり会社を創るのです。

さて26期が始まりました。改めて会社のことをお話します。大和ハウス工業の関連会社である大和ライフネクスト。その大和ライフネクストのグループ8社のうちの1社が大和ライフウィズです。グループ全体では売上1,050億円、従業員12,000人の規模があります。ウィズは前期売上16億円、清掃する建物1,277棟、そこで働く人1,162人になりました。私がこの会社に来た21期は売上12億円、1,050棟、725人の規模の会社でしたので、ウィズも年々大きな会社になっています。私たちが目指すのはお客様に快適なサービスを提供し続けることです。会社が大きくなったからといってサービスの質が薄まってはいけません。規模の拡大とともに品質も伴わなければならないのです。今、赤坂本社の窓からは満開のソメイヨシノを見ることができます。花びら一枚一枚はほとんど白いのですが、沢山の花が咲くことによってなんともいえない淡い桜色の見事な景観となります。みなさんひとりひとりの力が会社を創るのと同じです。

会社の「経営ビジョン」にも共通の思いを掲げました。

私たちは人・街・暮らしを元気にします

ひとりひとりが真心を込めて

お客様に期待以上のサービスを提供していきます

そして日々みなさんにお願いしていることが「明るく笑顔であいさつ」です。お客様はみなさんの笑顔に挨拶に「ありがとう」の言葉を下さいます。

この「ありがとう」の積み重ねが会社の品質となるのです。

「令和」に込められた思いとともに今期もみなさんと明るく笑顔で頑張りたいと思います。

 

社窓から

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こんな会社です

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