時間の流れ

2019年3月4日

地球の地下深くには微生物が生息しているそうです。地下2000m位の、水や栄養が極端に少ない環境でも生きているそうです。新陳代謝を抑えるために数千年から数万年に一度だけ細胞分裂を行う微生物もいるそうです。そんなに長く生きている生物がいると知った時、自分の尺度とは全く異なる時間の長さを思いました。私たちの身近に居る犬や猫の寿命は15年くらい。人より寿命が短い分、成長や老化も速く進みます。彼らは時間の流れどのように感じているのでしょう?私たち人間は過ごし方によって時間の流れの感じ方が変わります。楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、待っている時は遅く感じます。びっくりすると時間の流れは止まります。時間は相対的に流れているようです。子供の頃は時間の流れが遅かったように思います。今は一年があっという間です。毎年どんどん速くなっていくように感じます。これには理由があるそうです。子供の頃はたくさんのことに関心を持ち心がときめくので時間が記憶に刻まれ長く感じるのだそうです。それに対して大人は周囲に関心が薄く時間が記憶されないため流れを速く感じるのだそうです。もしかすると大人になっても周囲に関心をもって遊んでいる犬の方が、人間よりたくさんの時間を記憶し長い一生を過ごしているのかもしれません。あっという間に過ぎる時間と振り返ると長く感じる時間。時間の感じ方は様々です。できれば私も「この一年は色んなことがあって長かったな」と思えるようにしたいと思います。

みなさんは時間の流れをどのように感じていますか?光陰矢の如しとも言います。仕事もプライベートも充実させて一日一日を大切に過ごしてください。

「笑顔で挨拶」もお忘れなく。

江戸時代の和時計

一日が24時間になったのは明治以降のことです。江戸時代までは不定時法といって、昼と夜をそれぞれ6刻に区切って時間を管理していました。したがって、昼間の1刻は夏の方が冬より長いことになります。日の出とともに起きて、日が沈むと一日が終わる。季節に応じて一日の長さが変わるのは今より人間らしい生活だったように思えます。

和時計

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節分

2019年2月6日

節分の前日、本社近くを歩いていたら豆撒きの行列に出会いました。先頭の人が法螺貝を吹き、その後を豆を撒く(配る)人たちが続き、最後をお坊さん達が歩いていました。地元、赤坂不動尊成徳寺の恒例行事で節分会豆撒式というのだそうです。私も袋に入った豆を頂きました。中には豆とおみくじと鈴が入っていました。頂いた煎り大豆を久しぶりに家で食べましたが、素朴な味わいでビールがすすみました。そういえば、子どもの頃我が家でも豆撒きをしました。夜になると家中の窓を開け放し、「鬼は外、福は内」と大きな声で豆を撒きます。大きな声を出すのは恥ずかしかったのですが、家の中にも豆を撒まけるので嬉しくてたくさん撒きました。おかげで掃除をした後もあちらこちら、布団の中からも豆が出てきました。豆撒きが終わると家族が集まり年の数だけ豆を食べます。食べる前に母が豆をちり紙に包んで子ども達の頭をなでながら「頭が良くなりますように」と願ってくれました。効果は・・・。懐かしい子どもの頃の思い出です。

さて話し変わって、3月から5月まで大和ライフネクストさんの主催で「笑顔であいさつキャンペーン」を行います。みなさんの所にもいずれワッペンが届きますのでキャンペーン中は着用をお願いします。このキャンペーンは4年前にも行いましたので覚えている方も多いと思います。毎年、大和ライフネクストさんはお客様に満足度アンケートをお願いしています。ご回答頂いたお客様からのコメントで一番多いのが、みなさんの笑顔や挨拶に対するお礼の言葉です。少し紹介します。

・いつも明るくあいさつして、送り出してくれるので、とても素敵だと思います。

・朝もいつも挨拶していただき気持ちよく土日が過ごせます。

・いつも明るく隅々まで清掃していただき感謝しております。

残念なコメントもあります。

・清掃員でこちらから声をかけても挨拶しない人がいる

・個人差がありますが、あいさつが消極的な清掃員がいらっしゃいます

良くも悪くもお客様はみなさんとのふれあいを気にかけています。

みなさんの明るい挨拶はお客様に伝わり、そしてお互い気持ちよく一日を過ごせます。

「笑う門には福来る」といいます。笑顔で「福は内」に呼び込んでください。

福豆

 

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2019年明けましておめでとうございます

2019年1月4日

みなさん正月はゆっくり休めましたでしょうか。私は今年も家族と共に実家で静かな正月を過ごすことができました。おせちをつまみながら屠蘇を飲む。恒例の行事です。おせちの定番である「数の子」は子どもがたくさん生まれて子孫繁栄を願う縁起物ですが、にしんの卵であることから「二親健在」を願う縁起物でもあります。私の両親は幸いにも健在です。数の子を食べながらこれからも健康で長生きをして欲しいと心の中で願いました。

ところでみなさんはNHK番組の「チコちゃんに叱られる」をご存知ですか?チコちゃんは大晦日の紅白歌合戦にも登場していました。チコちゃんは5歳の女の子。5歳児なのでいろんなことを疑問に思います。そして大人たちに質問します。大人たちは深く考えたこともないので適当に答えます。そのいいかげんな答えを聞いたチコちゃんは「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と大人たちを叱ります。そんなやり取りのある番組です。チコちゃんの定番フレーズ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は流行語大賞にもノミネートされました。なんて失礼な物言いと思いながらも、なるほどねぇ。と思いあたることもあります。ボーっとしていたら一年なんてあっという間に過ぎてしまいます。毎日の慣れた仕事もチコちゃんから「なんでそうするの?」と質問されたら「???」となるかもしれません。チコちゃんに叱られないよう気を引きめて新たな一年を過ごしたいと思います。

今年は亥年です。猪から想像される言葉は、猪突猛進。「むこう見ずに猛然と突き進むこと」と広辞苑にあります。この言葉は私たちの仕事には合いません。その反対語となりそうな深謀遠慮とか泰然自若の方が合っていそうです。ちゃんと考えて行動することが大切だと思います。私は「考える」を今年の自分のテーマにします。危険な作業はどこか どうしたら事故を防げるか お客様に喜ばれるには 効率的な方法はないか 今日の作業の課題は何か お客様から指摘されたことはなかったか などなど。

一人ひとりが自分の仕事と向き合い考え取り組むことが組織として大きな力となって現れるのだと思います。みなさんも「考える」を頭の片隅においてください。

新しい年がスタートしました。今年もよろしくお願い致します。

 

チコちゃん

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