視線を上げると

2017年3月1日

みなさんこんにちは

この記事を読む頃には桜の花が咲き始めていると思います。東京での満開は3/31頃と聞きました。この時期はみんな空を見上げています。花びらのほのかな桜色とその隙間から見える青空のコントラストは毎年見飽きません。また今年も花見が楽しみです。いきなり話が変わりますが、その花びらの隙間から見える空の彼方、水瓶座の方向39光年先で地球によく似た7つの太陽系外惑星が発見されたことをニュースで知りました。39光年とは意外に近いです。距離にすると368兆9400億km、地球を92億2428万回周る近さです。惑星を抱える恒星の名前は「トラピスト1」。惑星の大きさは地球とほぼ同じで、少なくとも3つの惑星には海があり、水が液体の状態で存在する可能性があるとのこと。水があれば地球外生命の存在も期待できます。「トラピスト1」はまだ若い恒星なのであと10兆年くらいは生命が進化する時間があるそうです。途方もない時間ですがわくわくしませんか?桜の花びらの先に地球外生命の存在。春は新しい事を期待させます。

さて、マンションを訪問したとき、私はなるべく視線を上げて清掃状況を見るようにしています。私たちが清掃を行うとき床が中心になりますので、どうしても下を向くことになります。でもお客様は前を向いて歩いていますので壁や照明器具の汚れも気になります。そこで私もお客様の立場になって清掃の状況を見るように心がけています。先日、あるマンションに行ったとき、エレベーターに乗ると、自分の目の位置にあるステンレス枠がとてもピカピカになっていることに気づきました。視線を上に上げていってもどこまでもピカピカでした。古いマンションなのにこれは気持ちがいい。「いつも綺麗にしてくれてありがとう」とお客様がアンケートに答えてくださるような状態でした。これからの季節、風も強くなり砂埃も多くなるので、ついつい床を綺麗にすることに一生懸命になります。でも時にはお客様の視点にたって壁や天井などの高い位置に気になる汚れがないかチェックすることも大切です。

NASA・カリフォルニア工科大提供

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