プロですね

2014年7月22日

みなさんこんにちは
先日、あるマンションに行った時の話です。
クリーンスタッフさんと管理員さんと話をしていた時、管理員さんが「ここの定期清掃はA君指名なんです。彼が清掃するととても綺麗になるので、彼でないとだめなんです。」と話して頂きました。なぜかA君が清掃すると床がピカピカになるそうです。
そんな話を聞いた時に、子供の頃に見たテレビドラマを思い出しました。
タイトルは「どっこい大作」
みなさんの中にもお子さんと一緒に見たことのある方もいらっしゃるかもしれません。
このドラマは1973年から1974年にかけてテレビ朝日系で放映されました。
私が小学校6年生の時でした。
ストーリーは、中学を卒業し、日本一の男を目指して北海道から単身上京した田力大作。夢だった大鵬部屋への入門を果たせず、力士への夢をあきらめる。二階堂甚平の紹介でラーメン屋「珍竜軒」に就職し、その後、清掃会社「清潔社」、ベーカリー「ハッピーパン」と舞台を変えながら、ライバルや多くの試練に立ち向かっていく。苦難を前にした時には、「どっこい、どっこい」と相撲の張り手の構えで発憤し乗り越える。二階堂甚平は、時に大作を見守り、時には壁となって立ちはだかり、その成長を支えていくというドラマです。
私が思いだしたのは「モップの魂を探せ!!」の話で、清掃会社に勤めている大作が床(たぶんPタイル)をモップで拭いている場面です。大作は力を込めて一生懸命拭いているのですがなかなか汚れが落ちません。そこへおじいさんが使い込んだモップを持って来て「私にやらせてごらん」と言います。大作は「こんなに力のある僕がやっても落ちないんだからおじいさんには無理だよ」と答えます。ところがおじいさんが使い込んだモップで軽く拭くと床がピカピカになったのでした。そこへ清掃会社の社長が来て言います。「このおじいさんは若いころから心を込めて掃除をしてきた。お前はただ力を入れているだけで掃除をしているわけではない。」と説教をします。
私が子供心に初めてプロを意識した瞬間でした。
ずいぶん話が長くなりました。要は「やっぱりプロって凄い!」が言いたくて書きました。
みなさん全員がプロです。目指す到達点はひとりひとり違うと思いますが、毎日心を込めて清掃を極めていってください。

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