いい仕事してますねぇ

2020年7月22日

平成6年から始まったテレビ東京の「開運なんでも鑑定団」。今でも放映されている長寿番組。ご覧になった方も多いと思います。私はこの番組が好きで昔は毎週見ていました。掛け軸は偽物が多いなと思ったり、思いもよらぬ高い値段の茶碗に興奮していました。この番組の名物は鑑定士として出演している中島誠之助さん。決め台詞の「いい仕事してますねぇ」が印象的でした。先日テレビをつけたらこの番組がやっていて、中島誠之助さんも年は取りましたが健在でした。さて「いい仕事」とはなんでしょう?「仕事」とは簡単に言うと「目的の実現に向けて実行すること」だと思います。私たちの仕事の目的は、建物をきれいにすることを通じてお客様に満足していただくことです。建物がきれいにならなければ、それは仕事ではなくただの作業です。作業とは「言われたことを、言われた通りに行うこと」でそこには目的がありませんし、結果がついてきません。毎日行う仕事はついつい慣れてしまい作業になりがちです。ちゃんと仕事になっているか時々見直してみることも必要です。

先日、世田谷区にある築18年のマンションを訪問しました。ちょうど2年前にも訪問したことのある、当時隅々まできれいに清掃されていたマンションです。今回は午後に訪問したので担当の方にはお会いできませんでしたが、マンションは一目で細部にまで気を使って清掃されていることがわかりました。

エレベーターの溝はピカピカに光っています。枠にほこりはありません。廊下の溝やドレンにも砂や髪の毛などの付着はありません。消火器や天井の照明、手すりや窓台も拭き上げてあります。壁のほこりも落としてあり、どこもピカピカで空間が引き締まって感じられます。思わず「いい仕事してますねぇ」と心の中でつぶやきました。

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