紫陽花

2018年6月15日

通勤途中、紫陽花(アジサイ)が綺麗に咲いています。今まで気づかなかったのですが、どうやら様々な種類のアジサイがあるようです。子供の頃からアジサイはよく見かけていましたが、色が違うだけでみな同じだと思っていました。ちょっと興味が湧き調べてみるとなんと今では2000種類くらいあるそうです。それではと思いアジサイを見に出かけました。行き先は白山神社。天暦年間(947~957年)に加賀一宮白山神社を東京に勧請した神社で、江戸時代には五代将軍綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けた由緒ある神社です。ここでは毎年「紫陽花祭り」をやっています。白山神社は大きな神社ではありませんが境内と参道に20種3000株ほどのアジサイが咲いていてなかなか見事でした。写真を撮りましたので少しご披露しつつ、アジサイについて勉強した豆知識をご紹介します。アジサイの原産地は日本です。よく街中で見かけるボリュームのあるアジサイはヨーロッパで品種改良された西洋アジサイです。アジサイは色を変えるので「七変化」とも呼ばれます。花びらに見える部分は萼(ガク)で中央の丸い粒々が花です。日本原種のアジサイは青いガクアジサイです。西洋アジサイに比べガクが少なく派手ではないのですが凜としており、私はガクアジサイが気に入りました。西洋アジサイの花言葉は色により異なります。青「冷淡」ピンク「元気な女性」白「寛容」などです。日本の原種の青いガクアジサイの花言葉は「謙虚」です。「謙虚」だと知った時にある出来事を思い出しました。

ここからは先日あるマンションを訪問した時の話に変わります。まず担当のLSさんとお会いし、その後マンション内を見て回りました。隅々までとても綺麗に清掃がされていました。LSさんに「とても綺麗にして頂きありがとうございます。」と伝えると、「いえいえ何かと至りませんで」と言葉を返していただきました。とても嬉しくなりました。日本語は美しい。「至らない」は気を配ってはいるけどまだ行き届いていないという謙虚な気持ちの表現です。謙虚さは日本人の美徳とも言いますが、仕事に対して謙虚になれるのはもっと高みを目指していけるということでもあります。きっとこのマンションはもっともっと綺麗になっていくのだろうなと思いました。自分も謙虚な気持ちを持って仕事に向き合わなければと改めて思った出来事でした。

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