香りの気になる季節です

2016年6月17日

子供の頃、夕方遊びから帰り玄関の扉を開けると夕食の良い香りが漂い「今日はライスカレーだ!」なんていう思い出のある方も多いと思います。
最近は自宅近くの武蔵野公園を走っていると緑が目に眩しく、そして強烈な草木の香りに包まれます。
昔から日本では香りを楽しむ文化がありました。現代では香道として伝わっていますが、平安時代では燻物(たきもの)と呼ばれる練香を作りそれを焚いて香を楽しむ風習がありました。良い香りを髪や着物に焚きこむのが貴族の身だしなみでもありました。
紫式部の「源氏物語」では、光源氏が夜女性のところへ忍んで行ったところ、香に気づかれて逃げられたという場面もあります。当時はその人特有の香りを身に着けていたようです。良い香りは生活を豊かにします。逆に悪臭を放っていては見た目美しくても台無しになります。
清掃も同じです。清掃を魅せるためには「見た目綺麗」はもちろんのこと嫌な臭いがしないことも大切です。梅雨の季節ではモップや雑巾が良く乾かず生臭くなります。それに気づかず使用するとエントランスやエレベーターが臭います。夏になると汗をかきます。シャツが汗臭いかどうかは自分ではなかなか気づきにくいものです。
臭いは3秒で慣れて分からなくなるそうです。「見た目綺麗」だけでなく「臭わない」ことにも気を配って清掃を魅せてください。今の季節のポイントです。
さて、先月に続き「エンパシー(Empathy)」のエピソードを紹介します。

エピソード(その2)
「大和さんは凄いね。他のマンションではそこまでしてくれませんよ」
お客様からではなく、ゴミ収集作業員の方から聞いた話です。
Aさんはゴミの回収立ち合い後、収集車が見えなくなるまでお辞儀をしているそうです。
お住まいの方のみならず、ゴミ収集作業者の方に対しての誠実な対応、敬意も常に忘れていません。当たり前のことかもしれませんが徹底しています。
そのご褒美ではないですが、収集作業員の方も時にはサービスをしてくれて、多少サイズの大きな資源ゴミでも持って行ってくれるそうです。
いつも相手を思いやるAさんの行動が、マンションに関わる様々な方との絆を強め、「大和」の評判を上げてくれています。

武蔵野公園

 

上へもどる

こんな会社です

月別アーカイブ